大人のかわいさ フレンチカジュアル NIMES(ニーム)
かつて、Oliveを愛読していたというある30代後半の女性が、あるときこう言いました。
「自分が着られるような服はもうないかなと思っていたけれど、ニームの服を見ているとすごくうれしくなるの」
その「うれしくなる」という言葉に魅かれ、さっそく街のショップに走ってみました。
それからたまたま売っていたムック本も購入。
彼女の言葉がわかりました。
ナチュラル×フレンチ
ニームは今年で20周年を迎える、フレンチカジュアルブランドです。姉妹ブランドは、マリンフランセーズ(こちらは15周年)、「シャンブル ド ニーム(chambre de nimes)」、「エタミンヌ(etaminne)」、「ニーム エ ニーム(nimes et nimes)」、など。
どのブランドも、そのブランドのテーマがはっきりしていてわかりやすいのが特徴です。
(ニームはパリの日常、マリンフランセーズは、海やヨットなど)
さてニームの魅力は、なんといってもそのシンプルな形です。
このスタイルを見た時に、40代の友人は「これってあのころはリセエンヌって呼んでいたね」と喜びました。
アラフォー世代で、雑誌「Olive(オリーブ)」の読者だった方、いると思います。
そこでよく出てきたキーワード、「リセエンヌ」。パリの公立学校の女生徒の意味です。
重ね着よりは、一枚をすとんと着たい、
ファストファッション、ちょっと飽きてきました、
てろてろより、洗いざらしの風合いが好き、
アニエスベーとか、クーカイが好きでした。
そんなアラフォー世代は、ニームの服を見ると、確かに「うれしくなって」しまうのです。
店舗もすっきりと明るい雰囲気で、「服を買う」という行為よりは、そこの雰囲気を味わう楽しみがあります。
実はこういう店少ないですよね。お店の人もとても感じがいいです。
ボーダーと水玉
NIMESの主な商品は、ボーダーです。リバティモチーフがプラスアルファ効果をだしていますね。
シャツ布地では水玉も、ギンガムチェックもかわいいです。ブルードットが今な感じですね。
商品は充実
先ほども述べたように、ニームは今年20周年、マリンフランセーズは15周年です。各ブランドともに、アニバーサリーにふさわしい商品を出しています。服ももちろんいいのですが、この秋冬は小物類も充実していますよ。
とくに、ストール・マフラーは要チェックです。
このスタイル、なんかいいですよね!
シンプルスタイルは、着る側もすっきりしていないと、もう無理なのではと思いますが、実際そうです(笑)。
でも、ニームの服は、明るくいきいきとした日々を送っている女性なら誰でも似合う気がします。
テーマはパリの日常ですが、日本でも世界のどこでも、太陽のもとで自分の生活を輝いて過ごしている人ならきっと似あう気がします。
ぜひHPを見てみてくださいね。