ソチ冬季オリンピック 競技種目 会場 報道などの豆知識
2014年が始まりましたね!
2月になると4年に一度の祭典である、
冬季オリンピックが開催されます。
今回の開催地はロシアのソチであり、
ソチを訪れるツアーもたくさん組まれるなど、注目が集まっています。
ここでは、開催地が決まった経緯や競技種目、
ジャーナリスト向けのスマートフォン使用のルールなどについて
ご紹介したいと思います。
韓国の平昌との接戦の末、ロシアのソチに決まった
ソチオリンピックとは、2014年にロシアのソチで開催される予定の第22回冬季オリンピックのことです。
開催地が決まったのは2007年7月4日のことでした。
グアテマラのグアテマラシティで開催された、
第119次IOC総会にて開催地がソチに決定しました。
総会直前までは、前回の2010年冬季オリンピックで惜しくもバンクーバーに負けた
韓国の平昌(ピョンチャン)が最有力候補とされていましたが、
ソチとの決選投票でまたしても接戦で落選しました。
また、このほかにも開催地に立候補した都市はたくさんありました。
一次選考ではブルガリアのソフィア、カザフスタンのアルマトイ、
グルジアのボルジョミ、スペインのハカといった4都市が落選しました。
そして、最終立候補都市はソチと平昌、そしてオーストリアのザルツブルクの3都市で、
1回目の投票でザルツブルクが落選し、2回目の投票で平昌が落選しました。
そして、ソチオリンピックは2月7日から23日まで開催され、
7日には開会式、23日には閉会式が行われます。
競技種目は多岐に渡っていて、会場は大きく分けて2ヶ所あります。
1つめの会場は『ソチ・オリンピック・パーク』です。
こちらには、開閉会式を行う『ソチ・オリンピックスタジアム』や
スピードスケートを行う『アドラー・アリーナ』などがあります。
2つめの会場は『クラースナヤ・ポリャーナ地区』で、
ボブスレーなどを行う『ロシア国立スライディングセンター』や
ジャンプを行う『ロシア国立スキージャンプ・センター』などが集まっています。
ソチオリンピックの種目にはどんなものがあるの?
続いては、ソチオリンピックの競技種目についてご紹介していきたいと思います。
競技種目はたくさんあり、
男女ともに実施されるものもあれば、
男子のみ、女子のみの種目もあります。
【スキー】
・アルペンスキー
男女ともに『滑降』・『スーパー大回転』・『大回転』・『回転』・『スーパー複合』があります。
・クロスカントリースキー
男女ともに『スプリント』・『クラシカル』・『フリー』・『パシュート』・
『チームスプリント』・『リレー』があります。
・スキージャンプ
男女ともに『ノーマルヒル』という種目があり、男子のみ『ラージヒル』・『団体』があります。
・ノルディック複合
男子のみ、『ノーマルヒル』・『ラージヒル』・『団体』があります。
・フリースタイルスキー
男女ともに『モーグル』・『エアリアル』・『スキークロス』・『ハーフパイプ』・
『スロープスタイル』があります。
・スノーボード
男女ともに『ハーフパイプ』・『パラレル回転』・『パラレル大回転』・『スノーボードクロス』・『スロープスタイル』があります。
【スケート】
・スピードスケート
男女ともに『500m』・『1000m』・『1500m』・『5000m』・『チームパシュート』があり、
男子のみ『10000m』、女子のみ『3000m』があります。
・フィギュアスケート
男女ともに『シングル』があり、
男女ペアで行う『ペア』・『アイスダンス』・『団体』があります。
・ショートトラックスピードスケート
男女ともに『500m』・『1000m』・『1500m』・『リレー』があります。
【アイスホッケー】
男女別で、同時出場は6人です。
【ボブスレー】
・ボブスレー
男女ともに『2人乗り』があり、男子のみ『4人乗り』があります。
・スケルトン
男女ともに『スケルトン(1人乗り)』があります。
【バイアスロン】
男女ともに『スプリント』・『パシュート』・『マススタート』・『リレー』があり、
男子は『20km』、女子は『15km』があります。そして、男女混合の『混合リレー』もあります。
【カーリング】
男女別で、4人で戦います。
【リュージュ】
男女ともに『1人乗り』があり、男女で行う『2人乗り』・『チームリレー』があります。
プロ仕様の機材を使わないとダメ!?ソチオリンピックのスマホ対策
もうすぐ開催されるソチオリンピックに向け、スポーツファンだけでなく多くの人の注目が集まっています。
開催中は各国からジャーナリストが集まりますが、
今回はスマートフォンの使用に関して厳しいルールがあるようです。
ロシアの国営通信社『R-Sports』のトップが
『携帯電話で選手や観客を撮影したジャーナリストは規約違反とみなされ、
記者資格を取り消される』と述べたそうです。
ロシア当局はプロフェッショナルな撮影器具や機材でないと認めない
という方針に立っており、タブレットなどでの撮影も禁じたようです。
このため、ジャーナリストが自分のスマートフォンなどで
選手たちの食事風景を撮っただけでも、出入り禁止になるそうです。
しかし、この報道を受けトップは発言について否定しました。
一方でほかのメディアは『確かに彼はそう言った』と報じています。
ソチオリンピックが近づくにつれ、
このルールの真偽も明らかになってくるのではないでしょうか。