4月と11月が見頃!?小原四季桜と紅葉の香嵐渓

愛知県豊田市をご存知ですか?

世界的自動車メーカーのトヨタの本社があり
工業が盛んなイメージを持っている方も多いと思います。

豊田市は広大な面積を持っていて
市内各地に豊かな自然が残っています。

ここでは、豊田市の観光地の中でも特に人気が高い
香嵐渓の紅葉』と『小原の四季桜』につい
てまとめていきたいと思います。


名古屋市と肩を並べる、愛知県三河地方の主要都市

豊田(とよた)市は、愛知県北部(東三河地方)に位置する市であり
トヨタ自動車が本社を置く『企業城下町』として全国的に有名です。

愛知県の中では名古屋市に次いで2位であり、
隣接する自治体と合併を行ったことにより
面積は県内で最も広いです。

都市化されている地域もあれば
豊かな自然が残っている地域もあり
市内には観光名所が多数存在します。

まず、史跡や文化財としては
遺跡や城址(しろあと)がたくさんあります。

また、旭地区にある『旭高原元気村』や
稲武地区、足助地区にある『三州足助屋敷』は
野外活動や社会見学の定番スポットとして有名です。

私は豊田市の隣に位置する市の出身なので
これらの施設はよく行きました。

小学校の野外活動で旭高原元気村に
小学校の社会見学や家族と一緒に三州足助屋敷に
高校の部活動合宿で稲武地区に行きました。

また、『猿投温泉』など温泉も豊富であり
鮎などのつかみ取り体験ができる『やな』などがあるので
多くの観光客で賑わっています。

今回は、その中でも特に人気が高い
香嵐渓の紅葉』と『小原の四季桜』の
2つの自然についてご紹介していきますね。


シーズン中は大人気で、渋滞が多々発生する『香嵐渓』

香嵐渓は豊田市の足助町に位置していて
矢作川の支流である巴川がつくる渓谷です。

紅葉が特に有名であり
シーズンになると県内だけでなく近県からも
数多くの観光客が訪れます。

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特に、日曜や祝日は人が多く
足助中心部の国道153号で激しい渋滞が発生します。

ここで、香嵐渓へのアクセス方法についてまとめていきます。

【公共交通機関】
●名古屋鉄道(『名鉄』と略されることが多い)
 東岡崎駅(名古屋本線)下車、名鉄バス『香嵐渓』下車
 豊田市駅(三河線)下車、名鉄バス『香嵐渓』下車
 猿投駅(三河線)下車、とよたおいでんバス さなげ・足助線『香嵐渓』下車

●愛知環状鉄道
 四郷駅下車、とよたおいでんバス さなげ・足助線『香嵐渓』下車


【自家用車】(所要時間は渋滞がない場合)
●東名高速道路『名古屋IC』から瀬戸長久手道路『長久手IC』下車
 猿投グリーンロード『力石IC』から国道153号で約20分

●東海環状自動車道『豊田勘八IC』下車、
 国道153号で約20分

 豊田東JCT方面からの場合、
 『鞍ヶ池PAスマートIC』、『豊田松平IC』で下車しても可


このようにさまざまなルートで
香嵐渓へとアクセスすることができますが
渋滞を避けるなら公共交通機関が良いでしょう。

大学生の時、同級生が授業の後に紅葉を見に行きましたが
渋滞に巻き込まれて家に着いたのは午前0時過ぎだったそうです。

香嵐渓の紅葉は
例年11月中旬から12月初旬が見ごろ
となっています。

2013年は11月1日から12月1日まで
『第58回 香嵐渓もみじまつり』が開催
され、
夜間はライトアップも行われました。

紅葉を楽しむ以外にも
猿回しや陶器展、茶会などの催し物が行われ
観光客を楽しませました。

ぜひ香嵐渓の紅葉を見たいという方は
渋滞を覚悟して車で行くか
公共交通機関を使って訪れてみてください。


年に2回楽しめる、愛知県の天然記念物『四季桜』を鑑賞しよう

豊田市の自然で
香嵐渓同様に人気があるのが
小原の四季桜です。

四季桜は4月上旬ごろと
10月末ごろの年2回開花するのが特徴です。

春は開花と同時期に新芽が出て
秋は自らの葉が落ちるころに開花します。
また春のほうが花は大きくなります。

この花は愛知県の天然記念物にも指定されています。


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風を感じて ~デジカメ撮り歩き


小原地区へのアクセス方法は、以下のようになります。

【公共交通機関】
●名古屋鉄道豊田市駅(三河線)から
 とよたおいでんバス 小原・豊田線 上仁木行き(約1時間)

【自家用車】
●名古屋方面からの場合
猿投グリーンロード『中山IC』
または東海環状道路『豊田藤岡IC』から
国道419号線を岐阜県瑞浪市方面へ直進15km(約30分)

●岐阜方面からの場合
国道19号線『市原』交差点を明智方面へ進み
『大川』交差点で右折
国道419号線を豊田市方面へ直進10km(約30分)


2013年には11月1日から30日まで
小原四季桜まつり』が開催
されました。

会場は4ヶ所あり
第1会場は『小原ふれあい公園
第2会場は『和紙のふるさと
第3会場は『北部生活改善センター
第4会場は『川見四季桜の里』でした。

各会場でさまざまなイベントが行われ
琴の演奏や菓子投げ、写生大会や露店など
多くの観光客を集めました。

豊田市が誇る2大自然観光地を今までご紹介してきましたが
いかがだったでしょうか?

四季桜は春と秋
紅葉は秋になれば見ごろを迎えます。

愛知県内や近県に住む方は
ぜひ訪れてみてくださいね!


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