紫外線対策いつから？日焼け止め剤の適切な使い方は？
春はレジャーにぴったりのシーズンですが
紫外線が強まってくる季節でもあります。
紫外線は一年中降り注いでいますが
特に5月くらいから夏にかけて増えていきます。
日焼け対策には服装や食べ物など
さまざまな方法がありますが
多くの人は『日焼け止め剤』を使用しています。
正しく選んで使わないと
思ったような効果を得られないこともあります。
ここでは日焼け止め剤について
詳しく見ていきたいと思います。
UVAとUVBが主な日焼けの原因
日焼けとは紫外線を皮膚に浴びることによる症状です。皮膚が赤く炎症を起こす『サンバーン』と
メラニン色素が皮膚表面に沈着する『サンタン』の2種類があります。
紫外線には長波長紫外線の『UVA』
中波長紫外線の『UVB』
短波長紫外線の『UVC』があります。
地球の大気中のオゾンを透過する間に
いくつかの紫外線が取り除かれ
中でもUVCはほぼ完全に取り除かれます。
ただし、UVAとUVBは十分に残っているので注意が必要です。
サンバーンはUVBが、サンタンはUVAが原因で起こるとされています。
さまざまな皮膚トラブルを起こす紫外線は
夏だけでなく一年中私たちの住む地表に降り注いでいます。
日差しが強くない季節や、曇りや雨の日であっても
日焼け対策を行う必要があります。
まずは、日焼け対策についてご紹介したいと思います。
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・服などでガード カーディガンやパーカーなど、さまざまな衣類で UVカット加工がされた製品が出ています。 つば広の帽子や日傘、アームカバーなどを活用するのも良いでしょう。 一番紫外線をカットしてくれるのは、『黒』のアイテムです。 ・家具などで対策 UVカット加工のカーテンを付けたり 車にUVカットフィルムを張るのもオススメです。 ・食べ物にも気を配る 日焼けにはトマトに含まれるリコピンや アーモンドに含まれるビタミンEが効くとされています。 積極的に摂りましょう。 ローズヒップティーやアセロラジュースなども効果的です。 ・日焼け止め剤を塗る 用途に応じて、さまざまな製品が出ています。 日焼け対策に効果がありますが 正しい使い方をしないと効果は半減してしまいます。 |
日焼け対策にはさまざまな方法があります。
次に、定番の『日焼け止め剤』について詳しくみていきたいと思います。
PAとSPF、日焼け止めの種類をしっかり選択
紫外線が強まる時期になってくるとドラッグストアなどで日焼け止め剤のコーナーが設置されます。
リキッド型やスプレー型、パウダー型などさまざまな種類があり
値段も数百円のものから数千円のものまでさまざまです。
まずは日焼け止めの選び方についてです。
日焼け止めのパッケージに必ず記載されている
『PA』と『SPF』について説明します。
PAとはUVAの防止効果を示す指標です。
『PA＋』、『PA＋＋』、『PA＋＋＋』の3種類の段階に分けられていて
＋が多いほど防止効果が高いです。
SPFはUVBの防止効果を示す指標です。
紫外線を浴びた際に皮膚の赤い斑点ができます。
これができるまでの時間を何倍に長くできるかを表したものです。
例えば『SPF30』の場合
赤い斑点が現れるまでに20分かかる人に対して
これを塗ることで20×30＝600分、
つまり約10時間程度の効果が期待できます。
現在では上限は『50＋』となっています。
PAやSPFが高い日焼け止め剤は、効果が高い反面
肌への負担も大きくなります。
したがって、海水浴や屋外でスポーツをする場合だけに使用し
普段の生活では数値が低い日焼け止めを使うといった使い分けが必要になってきます。
続いては、日焼け止め剤の種類についてです。
以前はリキッドタイプのものが多く見られました。
最近では化粧下地感覚で使えるジェルタイプや
サッと塗れて髪にも使えるスプレータイプ
汗拭きシートにUVカット効果があるシートタイプや
メイクの上からも使えるパウダータイプなどがあります。
私の場合、顔にはジェルタイプ
手足にはスプレータイプの日焼け止め剤を使っています。
塗りムラをなくし、肌に密着させるのが◎
最後に、日焼け止め剤の効果的な塗り方や使用法についてご紹介していきたいと思います。
・塗り残しをなくす
特に、スプレータイプは塗りムラができやすいので
きちんと伸ばすようにします。
・こまめに塗り直す
汗などで日焼け止め剤が落ちてしまうと
もちろん効果も下がってしまいます。
こまめに塗り直すようにしましょう。
・肌にしっかり密着させる
日焼け止め剤を『叩き込む』ことを意識して塗ると
肌に密着して高い効果を得られます。
・事前のスキンケアも重要
潤ってキメの細かい肌は紫外線を跳ね返す力がありますが
乾燥した肌にはその力がなく、紫外線が肌に影響を与えやすくなります。
日焼け止め剤を塗る前に
しっかりとスキンケアをすることが重要となります。
・しっかりクレンジングする
日焼け止め剤には、石鹸で落とせるものと
クレンジングを使用しなければならないものがあります。
しっかりと落としておかないと
肌トラブルの原因となります。
日焼け止め剤についてまとめましたが
いかがだったでしょうか？
季節や体質、用途に合った日焼け止め剤を選んで
春夏のレジャーをたっぷり楽しんでくださいね！