イエダニに刺されたときの症状は?おすすめの退治方法はコレ!
ダニは世界中に2万種類以上いると考えられています。
その中でも部屋に侵入して吸血するダニはイエダニやツメダニの仲間です。
ここでは、イエダニが家の中に侵入するメカニズムや、刺されたときの症状
駆除の仕方などについてご紹介していきたいと思います。
また、駆除というと殺虫剤を思い浮かべる方も多いと思いますが
そういった薬品に頼らない方法についてもお伝えしていきたいと思います。
刺されると激しいかゆみに襲われる
「イエダニ」はダニの一種であり、ネズミに寄生してネズミの巣の中で大量発生するのが特徴です。
成虫の体長は0.5~1.0mm程度で、淡い灰色をしています。
↓この写真のイエダニは血を吸ったので血の色が透けて見えて赤い。
出典 ゴキブログ http://www.cic-net.co.jp/blog/2012/05/post-964/
イエダニは人間の脇や腰、腹や太ももなどといった
皮膚の柔らかいところを刺すのが特徴です。
また、人が活発に行動している間には血を吸わず
眠りについたところで吸血するという特性があります。
そのため、イエダニが寄生していることに気づくのは困難です。
さて、続いてはイエダニに刺された際の症状について
ご紹介したいと思います。
イエダニに刺されると非常にかゆみを感じ
刺された周りには米粒大のブツブツとした発疹ができます。
そして、かゆみの症状は1週間から10日間前後続くことがあります。
刺された場合は市販の虫刺され用の薬を塗れば効果的です。
出典 ちかかね皮膚科 http://www.e-skin.net/gs/furu4-hdf.htm
また、ダニアレルギーなどがある場合は全身に発疹が広がったり
喘息や皮膚炎を引き起こしたりする可能性がありますので
異常を感じたらすぐに医療機関を受診しましょう。
ネズミの巣がある場合は、除去するのが最大のポイント
続いては、イエダニの駆除法についてご紹介したいと思います。まずは、諸悪の根源であるネズミの巣を除去するのが基本です。
しかし、巣は屋根裏や軒下などを調査する必要がありますので
専門業者に依頼するほうが良いでしょう。
自分でできる駆除法としては、ドラッグストアやスーパーなどで購入できる
殺虫剤を使った方法です。
スプレー式や、くん煙剤などを使ってイエダニを駆除します。
しかし、このような殺虫剤には微量とはいえ毒性のある薬物が使われています。
したがって、殺虫剤を常用することは健康上の理由からオススメできません。
既にイエダニが大量発生して困っている場合にのみ使うようにし
あまり殺虫剤に頼り過ぎないようにしたいものです。
掃除と換気でイエダニ対策をしよう!
それでは、殺虫剤を使わずにイエダニを減らすためにはどうすれば良いのでしょうか?
それは「イエダニが住みにくい環境をつくる」ということです。
1つめは「掃除」です。ほこり(ハウスダスト)がイエダニの温床となりますので、こういったものを掃除機でこまめに吸引するようにします。
2つめは「湿気を減らす」ということです。
窓を開けて定期的に換気を行い、湿気が溜まらないよう心がけます。
このように、イエダニが好む環境を作らないようにすることで
イエダニの発生を抑えることが可能です。
部屋の清掃や換気をしっかりと行い
イエダニを追い出しましょう!