最近利用者が増えている夜行バス 実態は?
利用者が増えている夜行バス。
最近のバス事情を調べてみました。
狭くて、くさくて(隣の人がスルメを食べていたことがあります・・)、腰が痛くなる。
それだけではない世界がありました!
夜行バスの用途
就職活動(地方の大学生が都心に安価に出るために)、学生・若者の帰省、そのほかに、ディズニーランド、USJ、富士急ハイランドなどのテーマパークの利用、スキーなど、用途そのものはあまり変わっていません。
ただ、出張で使う人が近年増えているのは注目点で、このため、夜行バスは若者中心というより、少しずつ中高年の利用率も高くなっています。
最近は女子会旅行でも使われています。
夜行バスの値段
新幹線の半額から3分の1というのが相場でした。たとえば、東京―大阪間なら、のぞみ利用で片道、14050円、夜行バスなら、5000円中心です。
月曜日から木曜日発着なら3500円というのもありました。
今では半額以下から4分の1くらいまで、非常に値段に広がりがあります。平日なら値段が安いものを選べるようです。
人気のバス
携帯電話、スマートホン、小型ゲームの利用者のために、各座席にコンセントがついているバスが人気です。もちろんWI-FI搭載バスもあります。また座席も多種多様です。
バス会社によって呼び名は様々ですが、リラックスシート、プレミアムシートなどと言って、基本ひとりがけ、隣同士とカーテンでの間仕切りあり、リクライニングの角度が140度まで可能、など、かなりプライバシーを守れるつくりのバスが増えています。
飛行機のビジネスクラス仕様と同じ席に、半額以下の値段で座れるのです。座ってみたくなってきましたね!
便利になったけど、使い方は変わらない??
もちろんテレビ画面付きのシートに座れば鑑賞したくなりますよね。でも、利用する時間は深夜帯です。23時ごろまでならテレビを見る気にもなれますが、周りがしんとしているとそれもはばかられますよね。
夜行バスを利用する際の基本マナーは、とにかく寝ることです。
読書灯はもちろん、スマートホンの画面をさわる音でさえも、神経にさわる人はいるのです。
もちろん食べる音もNGです。
基本は寝ること。
そうすればまわりに迷惑もかけないで済むし、自分もまわりにいらいらすることもありません。結局、夜行バスとは、目的地につくまで寝ている場所というのは変わらないようです。
いかがでしたか?
翌朝の行動のことを考えたら、快適に眠れるバス、という観点で、夜行バスを選ぶのが一番無難かもしれませんね。私は一度、ゆったりシートの一番後部の座席を選んだことがあります。後ろの人に気兼ねせずリクライニングできると考えたからです。
ところが、座席前面にフットレストがなく、足が微妙にぶらぶらすることになってしまいました。それ以来、フットレストがあるかどうかに着目しています。結構、私には大事です。
用途によってさまざまなバスがあるので、交通の選択肢に夜行バスを入れておくと、翌朝からの行動に広がりが出るかもしれません。