無印良品って結局何屋さんなの？

出先にて雑貨がないことに気付いて、急遽コンビニで買って誤魔化す、
なんて経験はありませんか？

私は忘れっぽい人間なので、
結構よくそういうことをやらかしてしまいます。

一番多いのはペンやメモ帳の類いでしょうか。

商売道具でもある筆記用具ですが、
あると思ってたらない、なんてことがあるあるすぎて切なくなります。

先日もそんなことがありまして、
コンビニで安いペンを購入してしまおうと思ったわけですが……。

ふと、そんなコンビニの片隅に並ぶ無印コーナーに目を奪われてしまいました。
私が探していた文房具はもちろん、生活雑貨やお菓子まで並ぶ無印コーナー。

無印良品はムジ、muji、ともいい、ネットストアもあります。

そこで素朴な疑問です。

そもそも無印良品とは何屋さんなんでしょうか。
そんなわけで、今回は無印良品についてを調べてみました。

無印良品の歴史

無印良品は、1980年に西友のプライベートブランドとして誕生しました。

最初のうちは西友ストアや、西武百貨店、ファミリーマートといった
同系列の店の一部で取り扱われるのみでしたが、
1983年頃から本格的な店舗として活動を開始。

1989年には西友から独立して数式会社良品計画となりました。

ファミリーマートの片隅に無印良品の棚があるのは、
もともと同じ西友系列の店だったからなんですね。

今回調べてみて、私も初めて無印良品、
ファミリーマートともに、
もともとは西友傘下の企業だったと知っても驚きました。

現在ではファミリーマートは伊藤忠商事グループ、
無印良品は独立して株式会社良品計画と別々の会社なったわけですが、
昔は同じ親会社の元にあったこともあって、
こうして密な提携があるのでしょう。

無印良品の品揃え

無印良品に関して、みなさんはどんなイメージがありますか？

私が学生の頃に暮らしていた街には、
大きな三階建ての無印良品の店があり、
そこに行けば生鮮食品以外は大概のものが手に入った覚えがあります。

実際どんな商品を取り扱っているのか、
手っ取り早く無印良品ネットストアを覗いてみることにしました。

画面に左側にずらりと並ぶ様々なカテゴリー。
衣料品から始まり、家まで……、って家！？

思わず二度見してしまいましたが、
見間違いではありませんでした。

確かに「家」というカテゴリがあります。

実際に確認してみたところ、
さすがに家に関してはネット通販はしていないようでしたが、
確かに家が売られています。

木の家、お値段1930万円ナリ。

無印良品の家を建て、無印良品の家具や家電を取りそろえる。
そんな究極な無印良品ライフが送ることができてしまいます。

ということで、「無印良品って結局何屋さんなの？」
という質問に対する答えとしては、
生活雑貨（ただし家も含む）ということになりそうです。



無印良品　http://www.muji.net/muji-meets-idee/

無印良品の魅力

私個人的な感覚としては、
無印良品は不思議なブランドだと思っています。

「この鞄、無印良品の鞄なのよ」と人に自慢できるものではありませんが、
ふとした瞬間、日用品として使っているアイテムが無印良品だと、
「おっ、この人お洒落だな」と感じさせることが出来る、といったような。

例えば会社のデスクに置いておくハサミなんて、
100円均一でも構わないのです。

そこをあえて368円の無印良品で揃える。
そこにその人のこだわりを感じるのです。

質素で飾らない、それでいてひそやかに拘っている、この感じ。

皆さんも、日用品に無印良品を潜ませることで、
ちょっとしたお洒落を気取ってみませんか？