こんな歴史があった!日本のクリスマスケーキ事情
クリスマスにはクリスマスケーキ!
宗教行事という色合いは薄れ、日本の国民的行事になったクリスマス。聖夜に欠かせないのがクリスマスケーキ。日本のクリスマスケーキの歴史についてご紹介!約100年前から始まった、クリスマスケーキの習慣
12月25日は、イエス・キリストの生誕を祝うクリスマス。イギリスやアイルランド、日本やフィリピンの国々でクリスマスケーキを食べる習慣があります。日本のクリスマスケーキが誕生したのは約100年前。老舗のお菓子メーカーである不二家が1922年ごろから広めたと言われています。スポンジケーキに生クリームを塗り、砂糖細工の人形やイチゴ、チョコレートで飾りつけるケーキが日本では一般的です。
また、日本の一部や韓国では誕生日ケーキと同じく、ろうそくを立てることもあります。しかし、英連邦諸国ではクリスマスケーキにろうそくを灯すことなないそうです。
また、日本ではクリスマス当日よりも12月24日のクリスマスイブの夜に食べることが多いです。
各国の代表的クリスマスケーキをご紹介!
日本ではスポンジケーキが代表的ですが、世界各国にはさまざまなクリスマスケーキが存在します。まずはフランスの「ブッシュ・ド・ノエル」です。「クリスマスの薪」の意味であり、切り株の形をしているのが特徴です。
ドイツでは「シュトーレン」が有名です。生地にはドライフルーツやナッツが練りこまれていて、表面には砂糖がまぶされています。
イタリアでは「パネトーネ」が一般的です。ブリオッシュ生地の中に、レーズンなどのドライフルーツを混ぜ込んで焼き上げます。
クリスマスケーキがここまで進化!「キャラデコ」ってなに?
最近では、子供向けにアニメキャラクターを使ったクリスマスケーキが人気です。バンダイが発売している「キャラデコ」が特に有名で、特撮ヒーローやアニメヒロインのデコレーションになっています。値段は4000円程度で、ケーキだけでなくおもちゃが付いてくるところも人気の秘密だと思います。
また、手作りケーキも進化してきています。キャラクターをモチーフにした「チョコプレート」をケーキの上に載せてブログなどで発表している方もよく見られます。
私もキャラクターのチョコプレートを3回ほど作ったことがあります。反転させた下絵の上にクッキングシートを敷き、その上からチョコペンでなぞって絵を描きます。
私は白黒のタイプしか作ったことがないですが、それでも4時間ほどかかりました。手間はかかりますが、家族の嬉しそうな表情を見ると一瞬で疲れが吹き飛びます。
いろいろなところで作り方が紹介されているので、手作りが好きな方はぜひ挑戦していただけたらと思います。
(動画)