ネクタイをプレゼントする!選び方は?
多くの社会人男性がネクタイを締めて仕事をしているということもあり、男性に何か贈り物をしたいときにネクタイを選ぶ方が多いようです。特に、バレンタインデーや父の日などにはネクタイは定番ですね。
ここでは、ネクタイの種類についてご紹介しながら、ネクタイを贈るときにどのようなものを選ぶべきかについて、考えていきたいと思います。
人気ブランドや、ネクタイ専業メーカーについて幅広くご紹介していきます。
ビジネスに欠かせないファッションアイテムだが、欠点もある
『ネクタイ(necktie)』とは主に男性の洋装で首の周りに装飾として巻く布のことです。多くの場合はワイシャツの襟の下を通し、喉の前で結び目を作って体の前に垂らします。また、制服として女性がネクタイを着用する場合や、カジュアルなファッションアイテムとして着用する場合もあります。
ネクタイはワイシャツを着用して働く男性には必須の存在となっていますが、欠点が無い訳ではありません。
1つめは『暑い気候や高温多湿の気候には不向きである』ということ。日本も例外ではなく、そのためエアコン使用を抑えるために夏場に『クールビズ』が行われ、期間中はノーネクタイが許可されるようになってきています。
もう1つの欠点は『ネクタイがシュレッダーや電気工具に巻き込まれると危険である』ということです。首に巻くアイテムであるため、巻き込まれた場合は首が絞まって危険です。
大学の授業で聞いた話ですが、校内暴力が激しい学校では、生徒に首を絞められるのを防ぐため、ノーネクタイを徹底している学校もあるそうです。
TPOに合わせて選びたい!ネクタイの種類
ネクタイには素材や色などさまざまな種類があり、その中でも主なものについてご紹介していきたいと思います。【柄】
ネクタイにはさまざまな柄があり、時と場合により適切なものを選択する必要があります。
■ソリッド:無地のネクタイで、フォーマルなものです。
■ドット:水玉模様のことで、水玉の径が小さいほどフォーマル寄りになります。直径1~2ミリのものを『ピンドット』、2~3センチのものを『コインドット』、中間を『ポルカドット』と呼びます。規則的に並んだものや不規則なものなど、多種存在しています。
■小紋:小さい紋が規則的に並んだ模様のことで、
キャラクターや動植物の柄も含まれます。
■クレスト:家紋や校章が用いられ、ストライプが入ったものは
『ロイヤルクレスト』と呼びます。
■チェック:麻や綿のネクタイに多い柄です。
『タータンチェック』や『マドラスチェック』など、多岐に渡っています。
■ペイズリー:勾玉模様が施された、1800年ごろから続く伝統的な模様です。
■ストライプ:複数の色が斜めの縞模様になったもので、
幅の広さは何種類かあります。
【素材】
大半は絹ですが、ポリエステルやウール、綿や麻などのネクタイもあり、
稀に皮革素材のものもあります。
【織り方】
主に以下の2種類があります。
◆綾織:丈夫でやや光沢があり、無地をはじめとしてストライプやドット、小紋などさまざまな柄に使われます。綾織自体が縞模様になっているので、アクセントにもなります。
◆平織:丈夫で織物の模様がないため、綾織よりもシンプルな見た目が特徴です。
【色】
ネクタイは主に、青、赤、黄の3色が使われることが多いです。特に、寒色である青はシーンを問わず使えるので、よく用いられます。
面接など目上の人に会うときは青などの控えめな色を、選挙などで自分をアピールしたい場合は赤を、協調性をアピールしたいときは黄色を着用すると良いとされています。
また、慶事には銀色や灰色などが好まれ、弔事には黒ネクタイを着用します。
ネクタイを贈るなら『ネクタイ専業メーカー』がオススメ
ネクタイは、社会人の男性にとっては必須とも言えるファッションアイテムであり、何本持っていても困るようなものではないためバレンタインデーや父の日などのプレゼントとしても好まれています。10月1日は『ネクタイの日』であり、これは小山梅吉が1884年10月1日に初めてネクタイを生産したことを記念して、1971年に日本ネクタイ組合連合会が定めました。
ネクタイを贈るとしても、さまざまなブランドが販売しているので迷ってしまう方も多いと思います。一般的には人気ブランドとして、以下のようなものが挙げられます。
●ジョルジオ・アルマーニ
●イヴサンローラン
●ジバンシー
●グッチ
●カルバンクライン
また、ブランド名だけでなく質にもこだわりたい場合は『ネクタイ専業メーカー』から選ぶと良いでしょう。
その名の通り、ネクタイだけに絞って生産しているメーカーなので、品質は折り紙つきだと言えます。ネクタイ専業メーカーには以下のようなものがあります。
●マタビシ
●ブリューワー
●マリネッラ
●ニッキー
●フェアファックス
●ドレイクス
●クリケット
このようなブランドが作るネクタイは、価格と品質のバランスが良いので贈り物として重宝されています。また、若いうちはハイブランドのネクタイを好んでいたとしても、年を重ねるにつれて専業メーカーのネクタイが好きになる方が多いようなので、贈る方の年齢も考慮しながら選びましょう。
また、ブランドロゴなどが主張しすぎている場合、営業の仕事などがやりにくいという方もいますので、ワンポイントなどのさりげないデザインにした方が良いでしょう。
せっかくのプレゼントなので、いつも使ってもらえるようなネクタイを贈りたいものですね。