購入より便利!袴(はかま)レンタルのポイント

卒業式シーズンの3月になると、街のいたる所で袴姿を見かけます。
最近では、袴を購入せずにレンタルをする方が増えています。

レンタルのメリットや注意点についてご紹介!


Sponsored Links

そもそも袴ってどんなもの?

まずは、袴について基本情報をまとめていきたいと思います。

袴とは和装において腰から下を覆うようにして着用する衣服の一種です。
着物の上からはき、紐で結びます。袴の原型が成立したのはなんと弥生時代で、武士の時代においては主に男子の礼装としてみなされてきました。

また、女子のものもあり、巫女や弓道、卒業式や成人式の礼服などとして定番となっています。特に大学の卒業式で女学生が袴を着用することが多く、小中学校においては女性教師が袴姿で式に臨むケースが見られます。

この習慣は、袴が明治時代から昭和初期にかけて女学生の制服として多く着用された名残であると考えられています。



hakama1
着物レンタル なら小町


卒業式に着るために!袴レンタルとは?

最近では、振袖や袴、ドレスを貸し出す業者が多くなり、
インターネットを通じてもレンタルできるようになりました。

ここでは、袴をレンタルするメリットやデメリットについてご紹介します。

まずはメリットについてからです。何といっても『価格』が第一に挙げられます。
一度しか着ないのなら、購入するよりもレンタルのほうが割安です。

また、保管場所やお手入れについて気にしなくてもいいので楽です。
また、袴に限らず一度衣裳を買ってしまうと、ずっとそれを着続けることになりますが、レンタルなら毎回違う色柄を選ぶことができます。

私もレンタルをよく利用していて、成人式の振袖や大学の卒業式の袴、結婚の時の着物と、何度もお世話になりました。




hakama3
宅配振り袖着物レンタル よこやま




気をつけたい!レンタルのデメリットと注意点

続いては、レンタルのデメリットや利用する前にチェックしておきたいことをご紹介します。

まずは、デメリットについて主なものはこちらです。

■寸法が合わない場合が多い
■前にどんな人が着ていたのか分からない
■種類が少なく、状態が悪い場合がある
■新作や人気の着物は割高になる


また、レンタルをする前に確認しておきたいことはこちらです。

◆着付けサービスの有無
◆足袋や長襦袢なども料金に含まれるのか
◆アフターサービスはどうか
◆受け渡し方法はどうか(自宅or店頭or郵送)
◆レンタル期間
◆キャンセル料


そして、意外に大事なレンタル契約の時期です。

「どうしても自分の気に入った着物で卒業式に出たい」と思っている場合は、
秋口から店頭に見に行き、予約、というタイミングがいいでしょう。
具体的には夏過ぎからインターネットなどで検索、フェアの情報を集める。実際下見に出向くのは11月15日の「七五三」が過ぎてから。

特に強いこだわりがなければ、年が明けてからでも借りられます。


以上の点をチェックして、サービスが良いと感じたレンタル業者を選びましょう。
特に、インターネットでレンタルする際は実物を見たり試着したりできないので、入念にチェックをする必要があります。


スポンサードリンク





こんな記事もあります