結婚式事情、最近のトレンドは?
半年前にホテルでの結婚披露宴に出席しました。
感想は、「昔(10年前)も今もそんなに変わらないなあ」でした。
ところが、まわりの人と歓談していると、
いろいろな結婚式や披露宴の話を聞くことが出来ました。
今の家族観やこだわりがうかがえて興味深かったです。
ファミリー婚
レストランや、邸宅風の建物(ゲストハウス)を借り切っての披露宴は、ホテルと違って、より招待客と近い位置で、なごやかな雰囲気になることから人気があります。最近は、「お互いの家族を紹介し、これからも仲良くなれるような」趣旨でパーティーを開く新郎新婦が多いようです。
現在20代前半の世代は、仲良し親子世代と言われています。「結婚して家を出る」という感覚はなく、お互いがそれぞれの親に感謝を表したいと考える披露宴が増えているそうです。
実際、末席が主流だった新郎新婦の両親の席次は、
現在は準主役級の場所にする場合も多いとか。
ケーキカットは両親も参加するなど、
「両親」の立ち位置が変わってきています。
現在はあまりみられなくなった仲人の代わりのような存在でしょうか・・。
沖縄婚そして「和婚」へ
ハワイなどの海外ウェディングは今でも人気がありますが、おめでた婚の増加により、国内リゾート婚人気が高まっています。なんといっても妊娠初期、健康保険証が使えることが魅力であり安心です。
そこから国内リゾート婚が広まり、
「和婚」と呼ばれる結婚式の人気が出てきました。
京都の由緒ある神社や寺院と契約をしている結婚プロデュース会社によると、そこで式をあげそのあとは、近くの料亭で食事会。服装はもちろん振り袖です。
世界遺産の清水寺などで自分の人生の新たな一歩を踏み出せたら素敵ですね。
最近話題となったのが、歌舞伎座のある東銀座界隈で行われる江戸ウェディング。同じ和婚でもよりスタイリッシュな感じを受けます。
気になる人は各式場で行われるブライダルフェアに参加すると全体が見えてきておすすめです。
披露宴の食事はフランス料理が多いのですが、和食は新鮮でほっとしますよね。
以前に出席した和食の披露宴ではおみやげにお赤飯が出て、なんとも幸せな気持ちになりました。
さらにこだわりのワンハートウェディング
選択肢が広くなり、こだわりや理想が叶えられやすくなってきた最近の結婚式。その一例に、フリーウェディングプランナーによる結婚式と披露宴が目立ってきています。
例えば、閉館後の神秘的な中で行われる水族館ウェディング、キャンプ場でのアウトドアウェディング、プランナーが二人の生い立ちから趣味、どんなお披露目にしたいかをじっくりとゆっくりと話し合って決めるやり方です。
ある新婦はどうしても、出会いのきっかけとなったスコーンをみんなで食べたいと提案し、ティーパーティ形式のガーデンウェディングを開きました。
こだわりや夢を形にする、結婚してからも永遠に続く夫婦の作業です。うまく間に入るプランナーの存在は大きいですし、一生の思い出になりそうですね。