エルメスティーカップと電車男 小話いろいろ

ブランドもののアイテムにこだわりがありますか?

私ははあまりそういったものに拘りがないので、
ブランドに関係なく自分の好みでモノを揃えがちですが、

たまに友人がブランドものの小物を持っていると、
やはり良いものは良いなあ、と思ってしまったりもします。

そんな中で今回はエルメスについてをお話ししてみたいと思います!

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エルメスって?

しばらく前に一世を風靡した実話、電車男。

電車の中で酔っ払いに絡まれている女性を助けたオタクの青年に、
その女性がお礼として贈ったのがエルメスのカップでした。

そのため、電車男の物語の中でヒロインの女性は「エルメスさん」と呼ばれ続けます。

ドラマ化されたり、映画化もされたこの話の影響で、
エルメスといったらカップを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。

私はエルメスと聞くと鞄のイメージがあったため、
最初この話を聞いたときに、エルメスなのにカップ?と首を傾げてしまったものです。

そこで今回まずはエルメスというブランドがどんなものを取り扱っているのかを調べてみました。


エルメスの歴史

エルメスは、ティエリー・エルメスによって1837年に設立されました。

当初は馬具工房でしたが、自動車が普及するにつれ馬具が廃れることを予見した三代目によって、バッグや腕時計、服飾品や香水といった様々な小物を手掛けるようになっていきました。

それでももともとが馬具工房であったこともあり、
革製品の取り扱いが多いことが特徴です。

また、ブランドのロゴも馬具工房に由来する馬車と従者がえがかれています。

ここで、何故この馬車に誰も乗っていないのか不思議に思いませんか?

この空の馬車には、「エルメスは最高の品質の馬車を用意しますが、
それを御すのはお客様ご自身です」という意味がこもっているのだそうです。

ロゴにまでこめられたストーリー、さすが名ブランドです。


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エルメスの商品名は人の名前?

エルメスのバッグといえば、「バーキン」や「ケリー」が有名ですが、
それらが全て人の名前だということを知っていましたか?

現在ケリーバッグと呼ばれているバッグは、
もともとは「サック・ア・フロア」という名前で販売されていました。

ですが、モナコ公妃となったグレース・ケリーがパパラッチから妊娠中のお腹を隠すためにこのバッグを使った写真が有名になったことにより、女の名前をとってケリーバッグと改名されたのです。

「バーキン」も同様に、エルメスの社長が飛行機でたまたま女性歌手のジェーン・バーキンと隣り合わせになり、彼女にプレゼントするためにデザインしたことが由来になっています。

中にはなんと、日本人男性が発注したため、
マレット・田中と呼ばれる大型旅行鞄もあるのだとか。

あなたもこだわりのオリジナルバッグを特注することにより、
エルメスの歴史に自分の名前を残してみませんか?


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