ファッション誌でも大人気!今流行りのツインテールとは?
「幼い少女のもの」というイメージだった「二つ結び」。
それが今、「ツインテール」と名を変えて多くの人々に支持されています。
今回は大人気のツインテールについてご紹介します!
「二つ結い」は幼い少女のトレードマーク
現在、コミックやファッションなどの日本のサブカルチャーが世界各地で人気を博しています。
そして、その中から飛び出してきた日本発の髪型がツインテールなのです。
ただし、ツインテールは最近いきなり生まれた髪型ではなく、
古くから世界各地で見られていました。
日本でも古くから「二つ結い」と呼ばれ、
幼い少女の象徴的な髪型と言えます。
私が中学生のころは、校則のこともあり
二つ結いで学校に通う女子生徒が多かったです。
しかし、高校、大学と進むにつれて
ほとんど二つ結いをする同級生を見かけなくなりました。
このころは「二つ結いは子供っぽい」という認識を
多くの人が持っていたのだと思います。
漫画やアニメにおけるツインテールの歴史
幼い少女の髪型として定着していた「二つ結い」。そこに新たな美的価値を付加したのが漫画やアニメなどの
日本のサブカルチャーでした。
その始まりは80年代までさかのぼります。
この頃は「ひみつのアッコちゃん」や「アラレちゃん」がこの髪型をしていて、
子供の面影を強く残していました。
そんな中、1992年に始まった「美少女戦士セーラームーン」は
ツインテールについて革命的な作品となりました。
この作品が従来と違うところは、スタイルや顔立ちが大人と変わらない女の子が
ツインテールという髪型にしていたという点。
ここで、子供のものとされていた「二つ結い」が
「ツインテール」へと変化を遂げたと言えます。
その後、安室奈美恵やPUFFYら女性シンガーがこの髪型を取り入れたことで、
ツインテールは大人でもできる髪型であるとの認識が広まりました。
そして時は流れて現在、AKB48やももいろクローバーZのメンバーや
ボーカロイドの「初音ミク」など、ツインテールは急速に広まっていっています。
9パターンに分類される、ツインテールの種類
2012年に発足した「日本ツインテール協会」では、ツインテールを9種類に分類しています。
まずは、結び位置により3つに分類されます。
結び目の高さが高い順に、「ラビット・スタイル」、
「レギュラー・スタイル」、「カントリー・スタイル」となっています。
また、まとめた髪の長さにより3つに分類されます。
髪が長い順に、「ホーステール」、「シュリンプ」、
「バードテール」となっています。
結び位置と髪の長さがそれぞれ3種類ずつあるため、
分類は「3×3=9パターン」となるのです。
現在では大人でも楽しめる髪型になった「ツインテール」。
女性ファッション誌には大人っぽいアレンジも多数載っていますので、
ツインテールで新しい自分を発見してみてはいかがでしょうか?