世界中で愛されるエナジードリンク「レッドブル」とは?
『翼をさずける』のCMでおなじみのレッドブル。
ここでは、レッドブルの成分やスポンサー活動についてご紹介します!
タイの清涼飲料水をヒントに作られ、世界的に有名に
レッドブルはオーストリアのRed Bull GmbHが販売する清涼飲料水です。タイのKrating Daengを元に作られましたが、今ではオリジナルを超えて世界中で有名なドリンクとなっています。
また、両者はまったくの別物として認識されています。
オーストリア産のレッドブルの成分は主にカフェイン・アルギニン・ナイアシン・パントテン酸を含んでおり、パフォーマンスを発揮したいときのために開発されました。
日本を含めて世界160カ国以上で販売されており、売り上げとシェアともに第1位になっています。
一方、オリジナル商品のタイ産のものは過剰摂取による危険性が指摘されています。
日本におけるレッドブルの扱い
世界中で販売されているレッドブルですが、各国の法規制の関係上、それぞれ分量や成分の違いが存在します。ここでは、日本で売っているレッドブルについてご紹介します。
日本向けの製品の特徴的な点は、タウリンが全く含まれていないということです。
このため、日本では薬局で売るような栄養ドリンクという扱いではなく、エナジードリンクとしてコンビニエンスストアなどでも販売しています。
また、炭酸ガスを含んでいることから、『炭酸飲料』と分類されています。
プロモーション活動にも積極的
レッドブルは宣伝活動にも積極的で、特にスポーツを通じてのプロモーションが多いです。まずはモータスポーツについて。
F1においては1995年からスポンサーを務めていましたが、2005年にF1撤退を表明したチームを買収し、『レッドブル・レーシング』として参戦しています。
また、F1以外のモータースポーツではWRCやオートバイレース、競技ドリフトのスポンサーもしています。
また、モータースポーツのほかにもサッカーやヨットレースなどの支援もしています。
スポーツのほかには、サンプリングカーを使った宣伝活動も有名です。
レッドブルではPR用に改造されたBMW・ミニを使用し、車体後部に大きな缶の飾りをつけて街中を走行しています。
この缶はオブジェですが、この下に製品を約400~480本ほど冷やしたまま収納・移動できる冷蔵庫が設置されています。
車両のナンバープレートはすべて『・283』で統一されており、キャッチコピーの『つばさ』を引っ掛けたものになっています。
東京近郊やイベント会場で『レッドブルガールズ』と呼ばれる女性が2人1組となってサンプリングを行っています。
私は地方に住んでいるので、このサンプリングカーは今までに一度しか見たことがありませんが、見たときのインパクトはとても強烈で印象に残っています。