国内で免税ショッピング！DFSギャラリア沖縄とは？
1年を通して温暖な気候であるため、マリンレジャーや市内観光で沖縄県を訪れる観光客はたくさんいます。沖縄はほかの都道府県とは異なる歴史を歩んできたため、文化や習慣の違いが観光客の心をひきつけています。
沖縄観光の定番といえば、『首里城』や『美ら海水族館』などが挙げられますが、最近では免税店でのショッピングを目当てに訪れる方もいます。
ここでは、日本国内に居ながらにして免税価格で買い物ができる『DFSギャラリア・沖縄』についてご紹介していきたいと思います。
多数の島からなる県で、ほかの都道府県とは異なった文化が特徴
沖縄県は、日本の南西部かつ最西端に位置する県です。東シナ海と太平洋にある363の島からなる県であり、県庁所在地は沖縄本島にある那覇市です。明治時代までは『琉球王国』として存在し、薩摩藩を通じた日本および中国大陸にある国家の影響を受けた、『両属』と呼ばれる国家体系を採っていました。そのため、ほかの都道府県とは異なる文化や習慣が根付いており、これらを生かした観光産業が盛んです。
沖縄へは空路や海路でアクセスできますが、多くの観光客は飛行機に乗って訪れます。沖縄本島へは本土の大都市圏だけでなく地方からも毎日複数便が運行しています。
もちろん、本島から離島へ、離島から離島への便も毎日あるので、島巡りも気軽に楽しめます。また、県内の移動は路線バスやモノレール、タクシー、レンタカー、レンタサイクルなどのさまざまな手段があります。小さな離島ならレンタサイクルで島を1周してみるのも楽しいでしょう。
沖縄はたくさんの観光資源があり、『首里城』や『美ら海水族館』などが特に有名です。また、ゴーヤーや沖縄そば、泡盛などの沖縄独特の料理を求めて訪れる方も多数います。
最近では、『DFSギャラリア・沖縄』でのショッピングを目当てに訪れる観光客も多く、沖縄の一大観光スポットとなりつつあります。ここではDFSギャラリア・沖縄について、詳しくご紹介していきたいと思います。
国内線のチケットがあれば誰でも購入できる免税店
『DFSギャラリア・沖縄』は沖縄県那覇市にある免税店で、LVMHグループの外資系企業である沖縄ディーエフエス株式会社が運営しています。
2002年に『沖縄振興特別措置法』が改正され、『特定免税店制度』が設けられました。この制度は沖縄県限定の新しい免税店制度です。
ウイスキー、香水、バッグなどのいわゆるブランド物など全ての取扱商品(最大購入金額20万円まで)の関税が免除され、那覇空港発の本土(与論空港・奄美空港行きを含む)への国内線航空券があれば、外国人や沖縄県在住の人も免税価格で購入できます。
ちなみに、現在では航空券のチケットレス化が進んでいるため、搭乗予定日と便名を申告すれば利用することができます。
那覇空港国内線ターミナルビルのDFS免税店と、那覇市おもろまちにあるDFSギャラリア・沖縄が指定されており、DFSギャラリア・沖縄で購入した品物は、空港内の免税店で搭乗手続き後に受け取ることになります。
香水や宝石などの高級ブランド品を日本国内に居ながらにして免税で買うことができる、日本唯一にして最大の免税店であり、沖縄振興の一端を担っています。
ただし、一般の免税店なら必ずある『煙草』が販売されていないので注意が必要です。また、『ルイ・ヴィトン』や『シャネル』、『グッチ』などの一部のブランドの商品は、販売元の意向でこの制度の適用外であるため、免税価格では買うことができません。
その代わりとして、国内線航空券がなくても自由に購入できるのが特徴です。
取り扱いブランドや営業時間は？DFSギャラリア・沖縄の詳細をチェック
続いては、DFSギャラリア・沖縄についてもっと詳しく見ていきたいと思います。まずは、所在地などの基本情報をチェックしていきましょう。
【所在地】
〒900-0006
沖縄県那覇市おもろまち4-1
【営業時間】
9時～21時、金～日や祝日は22時まで(※季節や店舗によって異なります。)
【アクセス】
那覇空港から19分で到達する、ゆいレールおもろまち駅に直結しています。こちらの入り口側には、県内最大のレンタカーデポがあり、ここを発着点とした観光も可能になっています。
【館内情報】
レストランやカフェが併設されているので、ショッピングの疲れを癒すのはもちろん、時として有名人を呼んだ大きなイベントを行っています。そのため、県内の情報発信基地として目が離せない存在だと言えるでしょう。
【商品情報】
アウトレットとは異なり、最新商品が3割前後安く購入できます。しかも、季節によってはブランド品でもセール対象になるものも多く、免税価格からさらにセール価格となるのでお買い得です。
【主なブランド】
(※ブランドが変更されることもあるため、正式な情報は直接DFSギャラリア・沖縄に電話などでご確認ください。)
・アナスイ
・ブルガリ
・バーバリー
・カルバンクライン
・シーバスリーガル
・クロエ
・コーチ
・ディオール
・ドルチェ＆ガッバーナ
・フェンディ
・グッチ
・エルメス
・ロクシタン
・ルイ・ヴィトン
・プラダ
・タグ・ホイヤー
・イヴ・サンローラン
誰もが知るブランドを中心にアルファベット順にお伝えしましたが、この他にも多数のブランドの商品を買うことができます。
那覇空港からのアクセスも良好であるため、DFSギャラリア・沖縄でのショッピングが沖縄観光の新定番となりつつあります。