タラの芽の和え物レシピ
春の足音が近づいてきました!
タラの芽は、山菜の王様とも言われ
アクが少なく
でもコクがあるというのが特徴です。
天ぷらで食べるのが一番おいしいのですが
今回は和え物レシピをいろいろ集めてみましたので
参考にしてくださいね。
下処理は?
揚げものにするなら、さっと洗ってそのまま170度の温度の油で揚げます。
下処理はとくにいりません。
和え物にするなら
塩をいれた熱湯で
さっとゆでてから冷水に取ります。
冷水にとる時間が長ければ苦みもうすれてきます。
その後
しっかり(ここ重要!)水気を切ったら
完了です。
タラの芽の栄養
タラの芽にはカリウムが豊富に含まれています。この成分は、ナトリウムを体外に排出する役割をもっているので、
高血圧の解消、予防に効き目があります。
また、糖尿病の予防にも効果があるとされています。
カリウムを含む、ミネラルが豊富な野菜なので
積極的にとるのがいいでしょう。
ミネラルは、体内での組成はされないので
食物からとる必要があるのです。
和え物いろいろ
■油と仲良し水気を切ったタラの芽を準備し
適当な大きさに切ります。
ここでごま油やマヨネーズであえると
苦みがよりマイルドになります。
コクと少しの苦みが合わさり
とてもおいしいですよ。
■ごまみそあえ
ごまみそを準備しましょう。
すった白ごまに、白みそ、酒、みりん、砂糖、しょうゆを加えます。
これでごまみそができます。
ごま油を少々加えたタラの芽に
上記を和えます。
■くるみ和え
くるみをすりつぶし
そこにみりん、しょうゆ、酒を加えます。
これでくるみのあえ衣ができます。
この発展形で、ピーナツをからめてもおいしいです。
■辛みを加えると
コクな味もいいのですが
春の味覚をさっぱり、大人の味で食べたい
そんなときは、辛子の出番です。
だし、しょうゆ、練りごまに、辛子を少々くわえて和えます。
■シンプルに
塩少々で食べたり
みそマヨネーズディップで食べたりもできますね。
■さっぱりと酢味噌和え
その名の通り、みそ、砂糖、しょうゆに酢を加えます。
よりさっぱりすっきりします。
これにごまを加えたらごま酢あえもできます。
こうやっていろいろ試しているうちに経験値がついてきて
他の食材とも合わせたくなります。
■にんじん、こんにゃくも使って、白和え
白和えは
その手間を考えると
つい尻込みしたくなるおかずではありませんか?
でも、水切りは電子レンジで
調味料は、砂糖、しょうゆ、すりごまのみで、
(こういう時は市販のものが便利です)
なかなかおいしく仕上がるものです。
良く水を切った豆腐をすりつぶして調味料を合わせ
豆腐の和え衣を作ります。
あとは、さっとゆがいたにんじん、こんにゃく、タラの芽と
和えるだけです。
ぜひこの機会に
白和えもレパートリーに加えましょう!
■えびと合わせて
えびと言えば、えびマヨがおいしいですよね。
タラの芽、えび、みそマヨディップで
さっとあえたら出来上がります。
■たらこ、明太子あえもおいしい
これもシンプル料理になります。
ここに、あぶった焼き海苔を加えても絶品です。
もちろん韓国のりでも。
味噌、ごま、からし・・いつもの調味料が
たくさんのタラの芽の楽しみを教えてくれます。
せっせと春を味わっているうちに
いつのまにか和え物の達人にもなっているかもしれませんね。
早春の山菜の効能
薬とは、草かんむりに楽しいつまり、草で楽になることから来ているそうです。
この冬は、大雪など予想もしないできごとが多くあり
皆さんそれぞれに目に見えないくらいの疲労を抱えていることでしょう。
季節の変わり目、それをデトックスし、
すっきりと新たな気持ちで新年度を迎えたいですね。
タラの芽をおいしく食べることで季節を感じ、
それが心身のリフレッシュにつながります。
小さいお子さんは苦みを嫌がるかもしれませんが、
それも春の味だといつのまにか覚え、
大人になるころには当時の思い出とともに、
きっと好きになっているでしょう。
この春、ぜひタラの芽を味わってみてくださいね。