洋食の箸休めに!ピクルスのススメ
野菜をいっぱい食べるならコレ!
甘みと酸味でどんどん箸が進む『ピクルス』についてご紹介します。
『ピクルス』とはどんな食べ物?
ビクルスは『漬物』という意味の言葉ですが、日本では主に欧米風のものを指すため、日本の漬物やキムチなどは含みません。代表的なピクルスは、塩漬けにしたキュウリなどの野菜を酢や砂糖で作った液に漬け込んだものを指します。
乳酸菌によって発酵させますが、場合によってはこの過程を省くことがあります。
国によって違う!?各国のピクルス事情
ピクルスと一口に言っても、国によって漬ける野菜や食べ方が異なっています。ここでは、アメリカとイギリスについて比較を行いたいと思います。アメリカで代表的なピクルスはキュウリで、市場の大半を占めています。ハンバーガーの具に使用されることが多いです。
オリーブのピクルスは『カクテルの王様』である、マティーニの必需品として親しまれています。
それに対してイギリスでは、主に玉ねぎをピクルスにすることが多いです。
また、鶏卵のピクルスもあり、イギリス名物として親しまれている、白身魚のフライに棒状のポテトフライを添えた『フィッシュ・アンド・チップス』の店で、これらのピクルスは一緒に売られています。
漬け込むだけ!お手軽ピクルスの作り方
続いては、ピクルスの作り方についてご説明します。我が家では洋食のご飯を作るときに箸休めとして出しています。また、クリスマスやバレンタインなどの行事のときも欠かさず食卓に出しています。彩り豊かな野菜を使うので、家族に好評です。
【用意するもの】
・漬け込む野菜(キュウリ・パプリカ・ニンジン・ヤングコーン・セロリなど)
・酢 80cc
・砂糖 15g
・塩 5g
・ローリエ 1枚
・赤唐辛子 好みで
・密封できるビン(長期保存する場合)
【作り方】※すぐに食べる場合は(1)と(6)の手順を省いてください。
(1) ビンを煮沸消毒してよく乾燥させます。
(2) 野菜をスティック状などの食べやすい大きさに切ります。
(3) 小鍋に野菜以外の材料を入れて煮立てます。
(4) 野菜を加え、火が通るまで3分ほど煮ます。
(5) ボウルに移して粗熱をとり、冷まして出来上がりです。
(6) (1)のビンに入れ、密封して保存します。
また、最近ではもっと手軽にピクルスを楽しむための商品が出ています。
以前に私はミツカンの『ピクルスの素300ml』を使ったことがありますが、野菜を切って漬けておくだけで本格的なピクルスができたので便利でした。
また、スパイスメーカーのS&Bは『ピクルス用スパイス』を発売しています。
こちらはローリエやクローブなど、数々のスパイスがバランスよく調合されていて、野菜とワインビネガーを加えるだけでピクルスができあがります。
ピクルスはレシピや製品によって結構味が違うので、自分の好みに合うものを探してみてくださいね!