愛知県ホタルの名所「岡崎市鳥川ホタルの里」
愛知県岡崎市には
「岡崎市鳥川ホタルの里」と呼ばれる場所があります。
ここでは、きれいな川に生息する
天然のゲンジボタルを観賞することができます。
5月下旬から6月末ごろに多く見られ
ピーク時には約500~1400匹ほどの蛍が空を舞います。
鳥川ホタルの里へのアクセス方法や
蛍を観賞する際のルールなどについてご紹介していきたいと思います。
どんな時に蛍が多く飛ぶのかを知っておこう!
「岡崎市鳥川(とっかわ)ホタルの里」は愛知県岡崎市東部にある「鳥川(とりかわ)町」にあります。
鳥川は天然のゲンジボタルが生息しており、シーズンになると
蛍の光が作り出す幻想的な光景を目にすることができます。
また、平成20年6月には
環境省から「平成の名水百選」に指定されました。
毎年の気候によって変わるものの
蛍は5月下旬から6月末ごろに多く見られます。
一番の見ごろは6月中旬となっています。
暗くなれば見ることができますが
午後8時から9時が一番の見ごろだと言えます。
ピーク時には約500~1400匹ほどが飛び
川沿い約2kmの範囲で蛍を観賞することができます。
また、蛍が多く飛ぶ日として以下の条件が挙げられます。
○・雨天ではないこと。 ○・風が弱いこと。 ○・湿度の高い日であること。 |
蛍の観察には良いとされています。
鳥川ホタルの里へは、岡崎IC経由が便利
続いては、鳥川ホタルの里へのアクセス方法についてご紹介してきます。
公共交通機関では向かうことができませんので
自家用車にてアクセスすることとなります。
駐車場は鳥川インフォメーションコーナーに50台 ホタル学校に40台あります。 また、駐車場に停められなかった場合は 路上駐車も可能です。 この場合は「山側に片側停車」するのがルールであり 川側には駐車しないようにします。 |
それでは、具体的な道順のご紹介をしたいと思います。
■(1) 岡崎ICから国道1号線を豊橋方面へ約8km走ります。 ■(2)「本宿町沢渡」交差点を左折し、国道473号線に入ります。 ■(3) 約5km先の「樫山町月秋」交差点を右折し 県道37号線に入ります。 ■(4) 約1.5km先の信号手前に「鳥川ホタルの里」と書かれた 青色の看板が左手に見えたら、そこで右折して橋を渡ります。 ■(5)約5km走ったところで到着です。 |
カーナビで検索する場合は
住所・・・「岡崎市鳥川町小デノ沢1」 名称・・・「鳥川小学校」 電話番号・「0564-82-3027」 |
ちなみに、鳥川小学校は平成22年3月末に閉校した学校であり
平成24年4月に岡崎市ホタル学校としてオープンしました。
また、カーナビでルート検索を行うと
岡崎ICではなく音羽蒲郡ICで設定されるケースがあります。
このルートは道幅が狭いためオススメしません。
蛍を観賞する上で、この3つは必ず守ろう!
最後に、蛍を観賞する上で知っておきたいポイントをご紹介します。
しっかりとルールを守ることが、この先ずっと
蛍が生息できる環境を守ることにつながります。
1つめのルールは「蛍を持ち帰らない」。
鳥川の蛍は地元の保存会の人々が
地道な活動を行って守ってきたものです。
絶対に持ち帰らないようにします。
2つめは「大きな明かりを控える」。
フラッシュ撮影なども禁止で
蛍の繁殖行動に悪影響を及ぼす可能性があります。
3つめは「ごみは持ち帰る」。
蛍はきれいな水の場所でしか生息できませんので、必ず守りましょう。
この3つをしっかりと守りつつ、蛍観賞をぜひ楽しんでみてくださいね!