熊野大花火大会2014 有料席は?駐車場と渋滞の具合は?
三重県熊野市では、古くからお盆の供養のために花火が打ち上げられていて
現在は「熊野大花火大会」として大規模に実施されています。
しかしながら、原点である初精霊供養の要素は現在も残っています。
ここでは、熊野大花火大会の日程や会場アクセス
有料席などについてご紹介したいと思います。
また、当日は電車も車も混雑するため
「オススメの行き方」についても考えていきたいと思います。
300余年の歴史がある熊野の花火大会
三重県の南部に位置する熊野市は「吉野熊野国立公園」の中に位置する豊かな自然と温暖な気候に恵まれた市です。
熊野市では古くから花火大会が開催されていて
300余年の歴史があるとされています。
お盆の初精霊供養に簡単な花火を打ち上げ、その花火の火の粉で
灯籠(とうろう)焼を行ったのが起源だとされています。
時代とともに花火の規模は拡大していきましたが
本来の目的である初精霊供養の要素は消えることなく
現在でもプログラムに組み込まれています。
それでは、今年の花火大会の基本情報についてご紹介しましょう。
【熊野大花火大会】
※「だい」花火大会ではなく「おお」花火大会です。
○・開催日時
2014年8月17日(日)
19時10分~21時30分
※雨天・高波の際は延期
予備日(3日)
8月18日(月)
8月25日(月)
8月26日(火)
○・会場
七里御浜海岸
○・打ち上げ数
約10000発
○・昨年の人出
約18万人
○・アクセス
・公共交通機関
JR熊野市駅から徒歩5分
・自動車
尾鷲方面から国道42号を走行
※6月19日の報道により、昨年全通した熊野尾鷲道路は「バス専用」
となることが発表されました。
したがって、一般車は国道42号を利用します。
※有料駐車場がありますが、当日は交通規制が実施されるため
周辺は渋滞します。
※午前10時に着く予定で出かけないと、渋滞で到着できず
途中で帰ることになることもあるそうです。
迂回路案内図
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通行規制
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臨時駐車場(1台2000円)
(市街地駐車場は5000円前後。高いところは8000~10000円)
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○・有料席
あり
○・見どころ
海上自爆・三尺玉海上自爆
船から点火した花火を海に投げ入れ爆発させると、海上で半円形になる花火。
全速力で走る船を追いかけるように火の粉が飛ぶ様子は、スリル満点です。
鬼ヶ城大仕掛け
国の名勝天然記念物でもある鬼ヶ城という岩場や洞窟を利用して
仕掛け花火を行う。岩場での反射音や共鳴音、爆風の衝撃が大迫力です。
○・場所取り
立ち入り禁止区域内および通路での場所取りや観覧は禁止。
場所取りの範囲は必要最小限で。
※場所取りは当日の早朝と思った方が良いようです。
砂利浜ですのでシートは厚めのものか2枚あるといいでしょう。
○・花火大会サイト
熊野市観光協会 http://kumanoshi-kankoukyoukai.info/tour/
有料浜席は完売!高額だけど有料堤防桟敷席もオススメ
熊野大花火大会では、ゆったりと花火を観賞できる有料席を用意しています。ここからは、有料席の料金や購入方法についてご紹介します。
【有料堤防桟敷席】
□・販売開始日時
6月24日(火) 午前9時
□・料金
1マス100000円(収容人数12人)
□・予約方法
①熊野市観光協会に電話予約を行います。
受付先電話番号は0597(89)0100で
電話以外で申し込むことはできません。
②代金引換郵便にて、チケットが発送されます。
このとき、所定の手数料がかかります。
③代金を支払い、チケットを受け取ります。
□・開場時間
16時(予定)
□・場所
花火大会会場第6ゲート~旧熊野市消防庁舎前付近の堤防
【有料浜席】
□・料金
1マス席 10000円 180×180㎝(大人小人問わず 5人)
半マス席 6000円 180×90㎝(大人小人問わず 2人)
※完売(昨年の例では販売開始後約8分ほどで完売)
現在はキャンセル待ちのみ受け付けていて
電話かインターネットにて予約できます。
桟敷席はかなり高額ですが、迫力のある花火をゆったりと楽しむことができます。
興味がある方はぜひ、電話予約してみましょう!
大混雑するので「どうやって行くか」が最大のポイント
それでは最後に、熊野大花火大会の攻略法についてご紹介したいと思います。熊野大花火大会の帰りはかなり混雑し、車だと大渋滞しますし
電車もかなり待たないと乗ることができません。
また、あまり「穴場スポット」と呼ばれる場所もないようです。
そのため、熊野大花火大会に行く場合は、「バスツアーを利用する」
「車中泊をする」という2つがポイントとなります。
バスツアーですと、帰りは寝ていればOKなのでとても楽です。
また、泊まりがけもオススメなのですが、花火大会の日は
宿泊施設がかなり前から予約でいっぱいになっていますので
現実的には車中泊という方法を取ることになると思います。
熊野大花火大会は、大変見ごたえがあり、
花火好きには一生に一度は体感したい花火大会です。
混雑しますが、花火の迫力を味わうことができますので
混雑覚悟で一度行ってみると思い出に残ると思います。