目黒さんま祭りと目黒Sunまつり 2014年の情報を教えて!
秋が近づくにつれておいしくなるのが、秋刀魚ですね。
さんまと言えば目黒、目黒のさんま祭りは毎年注目されています。
少し遅れて、目黒区民まつりが開催されます。
その中のイベントの1つとして目黒Sunまつりがあります。
こちらも秋刀魚が、来場者に無料で振る舞われます。
今回は目黒のさんまについて調べてみました!
目黒さんま祭りの由来
「目黒のさんま」という落語、聞いたことある方も多いでしょう。ある大名が、馬の早駆けに目黒へ行き、空腹に耐えかねて近くの百姓の家で
焼きたてのサンマをわけてもらいます。
その脂ののった味が忘れられない大名は、屋敷に戻ってからも
ずっとサンマのことばかり。
ある日、親戚の食事の集まりでサンマを所望しますが
家来は脂や骨を気にするあまり、サンマを蒸して、骨を抜いてしまいました。
これではおいしいわけがありません。
「これはどこのサンマだ。」
「日本橋魚河岸です。」
「だめだ。サンマは目黒に限る。」
という落ちです。
平成の世になり、目黒はビルだらけの街になってしまいました。
これを憂い、昔ながらの人々を呼び戻そうと、目黒駅前商店街振興組合青年部が
1996年に開催したのが目黒さんま祭りです。
目黒さんま祭と目黒Sunまつり
1996年9月、目黒駅前商店街で「目黒のさんま祭り」がひらかれました。目黒とありますが、地図上では品川区上大崎です。
そして駅を挟んで向こう側では「目黒区民まつり(目黒のSUN祭り)」
も行われていました。
こちらは今年で38回目となります。
目黒のさんま祭りは二つあるのです!知らなかったですね。
二つになった背景は、開催日がずれているからです。
「さんま祭り」では岩手県宮古
「SUNまつり」は宮城県気仙沼で水揚げされるものを使用します。
それぞれ旬1~2週間ずれていて、それが祭りのずれとなっています。
それではひとつひとつのお祭りを見ていきましょう。
【目黒さんま祭り】
・日程 2014年9月7日
・会場 目黒駅前商店街(目黒駅の東側になります。)
こちらは目黒駅前商店街振興組合青年部主催
(商店街は品川区にあり後援も品川区です。)
さんまを炭焼きなどで無料配布し、例年3万人以上の人出があります。
またこちらのお祭りの見どころは入場無料の落語会「目黒のさんま寄席」です。
入場無料ということで例年大入り満員だそうです。
落語は商店街の中心八幡神社を会場とし、「目黒のさんま」ならこの人という
三遊亭吉窓師匠率いる落語家たちが集まります。
こちらは、FMやUstream中継もありますよ。
参考 目黒のさんま祭り公式 HP
http://www.asahi-net.or.jp/~xq7k-fsm/sanma.htm
2013年の「目黒のさんままつり」の動画をお借りしてきました。
混雑具合、盛況ぶり、など実況中継で撮られていて面白いです。
【目黒Sun祭り】
・2014年9月14日開催。
・場所は目黒区民センター、田道広場公園など。
こちらは目黒駅西側の目黒川沿い一帯でひらかれるお祭りです。
元々は目黒区民まつりといわれ、さんま祭りはイベントのひとつとなっています。
会場は「目黒のさんま祭り」「ふるさと物産展」「おまつり広場」「子ども広場」
の4つで、イベントが行われています。こちらも3万人以上の人出でにぎわいます。
気仙沼のさんま炭火焼を無料でふるまい、当日は目黒川沿いにさんま目当てのお客さんの長い行列が出来るそうです。
目黒区と気仙沼市は友好都市だそうで、気仙沼の和太鼓演奏などもひらかれます。
子供広場では縁日や段ボール迷路など、お子さんが楽しめそうなものがたくさんありますよ!
参考 第38回目黒区民まつり「目黒のSunまつり」HP
http://sunfest.emeguro.com/#news
こちらの動画は、目黒区民まつりの「目黒のSUNまつり」の様子です。
先程のサンマは宮古市のサンマ。こちらのサンマは気仙沼市のサンマ。
基本無料イベント?
目黒のさんま祭り、SUNまつりともに、魅力は「無料」ということですね。そのため、炭火焼の屋台にはとても長い行列ができ、待ち時間は3~5時間とも!
残暑厳しい折、これはなかなかの重労働です。
お子さんが待っている間の対策も必要!
お出かけの際は、かならず水分をおわすれなく!
このほかにもさんまのイベントを開催しているところも多いので
ぜひチェックしていってみてくださいね。