足立の花火2014 の情報とおススメスポット紹介!
毎年7月に、東京都足立区の荒川河川敷にて
「足立の花火」が開催されます。
ここでは、この花火大会の前身である「千住の花火大会」の歴史から
お伝えしていきたいと思います。
また、今年の花火の情報やオススメの見物場所などについても
ご紹介していきたいと思います。
区民らの声によって復活した花火大会
東京都足立区で毎年7月に開催される「足立の花火」。この花火の前身である「千住の花火大会」の起源は明治時代にさかのぼります。
千住大橋の落成を祝う花火を打ち上げたことが最初だとされていて
その後、大正時代に入ると「千住の花火大会」として第1回を開催しました。
それ以降は毎年開催され「両国の花火」と並ぶ東京の夏の風物詩となりました。
しかし、第二次世界大戦によって昭和14年に一時中断してしまいました。
終戦後の昭和24年に再開されましたが
河川改修により昭和34年でこの花火大会は幕を閉じました。
その後、足立区民から花火大会復活を望む声が
多く寄せられるようになりました。
昭和53年8月の足立区民納涼大会で約800発の花火を打ち上げたところ
これが大好評となりました。
翌年からは「足立の花火大会」と改称して復活を遂げ
第30回からは「足立の花火」と再び改称され
多くの観客で賑わいを見せています。
車はNG!来場は公共交通機関で
続いては、今年開催される足立の花火についての基本情報をまとめていきたいと思います。
第36回足立の花火
○・開催日時
平成26年7月19日(土)
午後7時30分~午後8時30分
※荒天時は20日(日)に順延されますが
両日ともに荒天の場合は中止となります。
○・会場
荒川河川敷(東京メトロ千代田線鉄橋~西新井橋)
○・花火の種類・数
打ち上げ花火、スターマイン、小型煙火、仕掛け花火など約12000発
○・アクセス
(南側)東武伊勢崎線・東京メトロ日比谷線・東京メトロ千代田線・
つくばエクスプレス・JR「北千住駅」から徒歩約15分
(北側)東武伊勢崎線「小菅駅」「五反野駅」「梅島駅」から徒歩約15分
※会場周辺は交通規制が実施され、駐車場もないため
公共交通機関で来場するようにしましょう。
○・有料席
なし
階段の近くは混雑するので注意!
最後に、足立の花火の「オススメの観賞場所」をご紹介していきたいと思います。
花火は荒川の河川敷で打ち上げられますので
川の北側か南側のどちらかで見ることになります。
北側の河川敷は観覧エリアが広く
南側よりもゆったりと花火を観賞することができます。
花火の観賞場所としては、階段の周辺を避けたほうが良いでしょう。
階段の周辺は照明によって花火が見づらく
多くの見物客で混雑するためです。
足立の花火は60分という短い間に約12000発の花火が打ちあがるため
「密度の濃い」花火大会となっています。
最寄り駅には多くの路線が乗り入れていますので
皆さんも公共交通機関を使って見に行ってみてはいかがでしょうか?