隅田川花火大会2014の日程は? 有料席の申し込み方は?
7月の最終土曜日に開催され、東京の夏の風物詩として知られている
「隅田川花火大会」。
このルーツは江戸時代にまで遡りますが、現在の名称で大会が始まったのは
1978年であり、2014年は37回目の開催となります。
この花火大会は、立ち止まって見るスペースが少ないため
見物客は歩きながら見ることになります。
しかし、協賛金を払うことで「特別観覧席」に招待され
イスやビニールシートに座ってゆっくり観賞することができます。
隅田川花火大会の歴史や特別観覧席の情報についてまとめていきます。
花火大会が現在の名称になったのは1978年のこと
「隅田川花火大会」とは、東京・隅田川沿いの河川敷において毎年7月最終土曜日に行われる花火大会です。
2014年第37回目の開催となり、7月26日に行われる予定になっています。
東京の夏の風物詩として有名であり
「東京三大花火大会」の1つとしても知られています。
この花火大会のルーツは、江戸時代まで遡ることとなります。
大飢饉(ききん)とコレラの流行により、江戸で多くの死者が出た1732年
徳川吉宗が「川施餓鬼」と呼ばれる催しを行いました。
そして、1733年に幕府はこれとともに両国の川開きの日に「水神祭」を実施し
花火を打ち上げました。これが、現在の隅田川花火大会のルーツとされています。
その後、明治維新や第二次世界大戦により中断しましたが
1978年に現在の「隅田川花火大会」という名称になり、それ以降は
毎年続いています。
花火大会は第1会場と第2会場で開催
隅田川花火大会では、会場が2つ設置されています。第1会場は桜橋下流から言問橋上流
第2会場は駒形橋下流から厩橋上流となります。
それぞれの打ち上げ業者は異なり、打ち上げ玉数も
第1会場が約9500発
第2会場が約10500発と異なっています。
花火大会は7月26日(土)の午後7時5分~午後8時30分に開催されます。
また、荒天の場合は翌日の27日(日)に順延されますが
両日とも実施できない場合は中止となります。
また、第1会場では「花火コンクール」が行われ、両国花火ゆかりの業者7社と
国内の代表的な花火大会で優秀な成績を収めた業者3社の計10社で競い合います。
隅田川花火大会は都心で行われる花火大会ですので
立ち止まって観覧するスペースが少ないです。
そのため、歩きながらの花火見物となりますので
手荷物は少なくし、動きやすく涼しい服装を心がけましょう。
『有料席』ではなく「市民協賛席」が設けられている
隅田川花火大会においては、「有料席」という名前のものはありません。しかし、その代わりとして「市民協賛席」と呼ばれる席が設けられます。
これは、協賛金を支払うことで特別観覧席に招待されるというものです。
ただし、寄付という形になりますので
万が一中止になったとしても返金はされません。
2014年の申し込み
平成26年4月23日(水)から
平成26年5月23日(金)当日消印まで有効
申し込み多数の場合は抽選です。
市民協賛席申込要項PDF
それでは、具体的に市民協賛席についてご紹介していきたいと思います。
これらの4つの席から選ぶことができますので
人数などに応じてどの席に申し込むかを決めてみてくださいね。
昨年は開始からすぐに中止になってしまいましたが
今年の隅田川花火大会は晴天になると良いですね!