大掃除での重曹の使い方とは?これで家中ピカピカ!
年末に向けて大掃除の準備をしている方は多いと思います。
大掃除に重曹を取り入れて、
地球に優しく汚れを落としましょう!
最近、再び注目を集めている重曹!
台所掃除にはキッチン用洗剤、お風呂やトイレにもそれぞれ専用の洗剤を置いている家は多いと思います。
しかし、洗剤の数が増えると収納場所に困りますよね。
ドラッグストアなどで手軽に買える重曹。
これを使って家の中の汚れをしっかり取りましょう!
まず、重曹とは炭酸水素ナトリウムのことを指します。
大体の方が理科の実験で使ったことがあるのではないでしょうか。
重曹を水に溶かすと弱いアルカリ性になります。
そして重曹は掃除だけでなく料理にも使われています。
例えば、お菓子を作るときのベーキングパウダーは
重曹を中心とした材料で作られています。
また、野菜のアク抜きなどにも用いられる万能選手なのです。
どんな汚れに有効?重曹の特徴
さて、重曹はどのような汚れに効果を発揮するのでしょうか。先述したように、重曹は弱アルカリ性の性質を持っているため、
酸性の汚れに対してよく効きます。
例えば、キッチンの油汚れや食物汚れ、そして皮脂汚れなどです。
そして重曹が苦手な汚れは水垢や石鹸カスなどです。
ちなみに、酢やクエン酸など酸性のものを使うとこれらの汚れに対応できます。
実践してみよう!重曹の使い方
掃除に重曹を使う場合、そのまま振りかけたり水に溶かしたりして使います。
水に溶かす場合は濃度が5%くらいになるように調節してください。
スプレーボトルに入れておくと掃除がしやすいです。
まず、キッチンの掃除からです。
シンクの継ぎ目の掃除は、
古歯ブラシに粉の重曹をつけて汚れを掻き出しましょう。
また、排水溝にはまんべんなく重曹をふりかけ、
5分ほど置いてから汚れを落とします。
冷蔵庫や換気扇に関しては、重曹水を使います。
雑巾にスプレーして汚れを拭きましょう。
続いてはキッチン以外の水周りの掃除です。
洗面所や風呂場は水垢や石鹸カスが多い場所ですので、
重曹の出番は少ないと思われがちですが、そんなことはありません。
皮脂由来の垢を落とすには重曹が有効なので、
スポンジに粉の重曹を適量取り、汚れた部分を磨くと効果的です。
また、トイレの汚れは酸性なので、弱アルカリ性である重曹の出番です。
重曹水を便器にスプレーして少し置き、布で汚れをふき取ります。
また、トイレの消臭剤としても活躍します。
エチケットボックスに振りかけておけば、嫌な臭いを分解してくれます。
そのほかにも窓や玄関など、
重曹を使って家中の色々な場所を掃除することができます。
しかし、畳や無垢材、アルミサッシなど、
場所によっては向かないものもありますので注意が必要です。
家の材質に注意しつつ、
今年の年末は重曹でナチュラルお掃除を実践してみてはいかがでしょうか。