宮崎駿監督が引退!スタジオジブリの歴史

宮崎駿監督の引退を耳にし、スタジオジブリの今までの歴史と、今後の作品の動向を調べてみました。

一昔前までは、「アニメは子供が見るものである。」と普通に言われていました。
日本のアニメーションを芸術まで高めた、宮崎駿監督とスタジオジブリの歴史と今後についてお伝えします!


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名前の由来は?スタジオジブリの歴史


スタジオジブリとは、「GHIBLI」というイタリア語から命名されました。
サハラ砂漠に吹く熱風を意味していて、「日本のアニメーション界に熱風を起こそう」という気持ちがこもっています。
ちなみにイタリアでは「ジブリ」ではなく「ギブリ」と発音するそうです。

1985年に高畑勲、宮崎駿両監督のアニメ映画を制作するためにスタジオジブリは設立されました。
当初は徳間書店の子会社という立ち位置でしたが、2005年に株式会社スタジオジブリとして新しいスタートを切りました。


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歴代の映画の中でもトップクラス!興行収入が特に多かった作品


スタジオジブリの映画は名作揃いで、映画が始まるとニュースなどで興行収入が話題に上ります。また、テレビでジブリの映画が放送されると、何回も見ているのにまた見てしまうという方も多いと思います。

今までで一番興行収入が多かった作品は「千と千尋の神隠し」(2001年公開)です。こちらは興行収入がなんと304億円!多くの観客が映画館に足を運びました。
続いては「ハウルの動く城」(2004年公開)です。こちらは196億円に上りました。

そして第3位は「もののけ姫」(1997年公開)です。こちらは192.1億円。興行収入という点だけで見ると、最近の作品の方が多いのは確かです。
しかし、ファンにアンケートを取ると「となりのトトロ」や「天空の城ラピュタ」、「魔女の宅急便」などが必ずと言っていいほど上位にランクインします。


宮崎駿監督の引退後は?今後のスタジオジブリの動き


最新映画「風立ちぬ」が大ヒットを記録しているさなか、イタリアのベネチアにて引退を表明した宮崎駿監督。6日には都内で記者会見を開きました。

今までも何回か引退を示唆してきた宮崎駿監督ですが、今回は過去の引退宣言とは比べ物にならない重みがありました。

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宮崎駿監督が去ったあと、スタジオジブリはどうなっていくのでしょうか。

ジブリでは、「ゲド戦記」の宮崎吾郎氏や「借りぐらしのアリエッティ」で活躍した米林宏昌氏など、新たな世代が育ってきています。

しかし、作品が宮崎駿監督ほどに大ヒットにはならなかったことも事実です。映画制作の第一線からは退いても、原案や脚本などで監督が後進に力を貸すということも考えられます。

今年11月には、高畑勲監督の「かぐや姫の物語」の公開が予定されています。今後とも、映画ファン・アニメファンにとってスタジオジブリは目が離せない存在であり続けるでしょう。




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