うろこ雲、もしかして地震雲に似ていませんか!

うろこ雲は地震の前兆!?
2011年の3月11日に発生した東日本大震災以来、
地震に備えていろいろな対策をしている人も多いと思いますが、

あなたはどういう備えをしていますか?


地震に関する様々な情報についてを改めて調べてみた人も、
多くいらっしゃるんじゃないでしょうか。

そんな中で、「うろこ雲=地震雲」という話をネットで見かけました。

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そういえば最近空を見上げると、うろこ雲を多く見かけるような……。
気になったので、早速調べてみました!
まず、そもそも「地震雲」とはいったい何なのでしょうか。

調べてみたところ、どうやら「地震雲」というのは
地震が発生する前に起きる予兆の一つだと言われています。

仕組みとしては、震源から発生する電磁波が雲に影響することで、
特徴のある雲が生まれるのではないか、と言われています。

その特徴は

「低い位置に発生」
「風に流されにい」
「長時間消えない」


といったものがあげられます。


形状としては、大きくわけてこの九種類にわけられるそうです。




1・空と雲がくっきりと線を引いて別れたような断層型

2・地面と平行に細長くのびる帯状、筋状の雲

3・洗濯板のように、細長い雲がでこぼこと並行にたくさん並ぶもの

4・波紋のように、幾つもの円が重なったように複数の雲が並ぶ波紋型

5・ある一点から、放射線状に広がる筋状の雲

6・弓のような弧の形をした雲

7・竜巻のような形をした螺旋状の雲

8・彗星のように尾を引いた雲

9・夕焼けや朝焼けの色がおかしい





ここで気になるのが、三つ目の
「洗濯板のように、細長い雲がでこぼと平行にたくさん並ぶもの」です。

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なんとなくうろこ雲と形が似ているような気がしませんか?

では次にうろこ雲を見てみましょう。


うろこ雲とは?


うろこ雲の正式名称は巻積雲といいます。

小さな雲がたくさん集まって、
まるで魚のうろこのように見えることからうろこ雲と呼ばれています。

熱帯低気圧(台風)が近づくとできやすい、ということもあり、
天気が崩れる予兆としても知られています。

日本は夏から秋にかけて台風が多く発生しますよね。

そのため、秋頃になるとこのうろこ雲を多く見ることになります。

俳句の世界でも、「うろこ雲」は秋の季語になっています。

と、いうことはうろこ雲を見かけたからといって、
地震の心配はしなくても良いのでしょうか。


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実はまだ地震雲は科学的には証明されていない


先ほど紹介した地震雲についてなのですが、
現在の科学では未だその存在が証明されていません。

気象庁や日本地震学会も
「現段階では、地震と雲の関係を結びつけることは出来ない」

と言っており、公的な見解としては地震雲に対しては否定的です。

大きな地震が起こる前に変な形の雲を見たからといって、
変な形の雲が出たから必ず地震が起きるとは限らないのです。

地震と雲の関係については、現在も様々な学術団体が研究を続けています。

雲の形から地震が予知できるようになったなら、心強いですね。



結論


結論として、うろこ雲を見かけたからといって
地震が起きるのではないかと怖がったり、
パニックなる必要はありません。

天気が崩れる可能性に備えて、
傘は持ち歩くようにした方がいいかもしれませんが。


「うろこ雲=地震雲」とは言いきれませんが
、普段から自然の様子に気を配り、
有事の際にはすぐに対応できるよう備えておくことが
一番大事なのではないでしょうか。


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