これで万全!クルマの冬支度
今年の雪は?
夏が終わって少しずつ涼しくなってきました。衣類や暖房器具と違って、冬支度を忘れがちなのがクルマです。
ここではクルマの冬支度についてお伝えします。
朝起きたら雪でクルマが…!
2013年の1月14日、東京ではありえない程の大雪に見舞われました。雪がたくさん降る地域にお住まいの方はともかく、平地にもたくさん雪が降る日があります。もちろん、大雪のときは外出は控えたほうがいいですが、どうしても車で外出しなくてはいけない時ってありますよね。朝起きたら雪で車が埋まっていた…という場合に役立つグッズをご紹介します。
雪の日に役立つグッズにはさまざまなものがあります。
まずはガラスの氷を取り除く「アイスカッター」と呼ばれるもの。
そして、氷や霜を溶かす「解氷剤」や積もった雪を取り除くのに便利な「スノーブラシ」も用意しておくと安心です。
そして、ウィンドウォッシャー液やワイパーも冬用のものに変えておくと万全です。
雪の日のスリップ防止に!スタッドレスとタイヤチェーン
雪対策といえばスタッドレスタイヤとチェーンを思い浮かべる方も多いと思います。まず、スタッドレスタイヤについては安全性のチェックが必要です。見る箇所は「プラットフォーム」と「スリップサイン」。どちらも、タイヤの側面に目印が書いてあるので、容易に見つけることがあります。
タイヤが磨り減ってサインが出ていたら要注意!そのタイヤは機能を失っているので、新しいタイヤに交換してから冬を迎えるようにしましょう。
また、チェーンの準備にも注意が必要です。
「チェーンがあるから大丈夫!」と思っていても、当日に取り付け方が分からず、手間取ってしまうというケースが多々見られます。
そのため、チェーンを買うだけでなく、事前に装着の練習をしておく必要があると言えます。
エンジンがかからない…。寒い日は要注意!
出勤などで寒い朝に車を使う際、エンジンがかかりにくいことはありませんか?そのまま放置するとエンジンがかからなくなることがあります。そうならないためのメンテナンス法をご紹介します。
ポイントは「バッテリー」・「エンジンオイル」・「冷却液」の3つ。
まずバッテリーは気温が低いと性能が落ちるので、液量のチェックを入念に行うのが必要です。また、交換時期もしっかり確認しましょう。
続いてはエンジンオイルです。エンジンオイルは固くなると回りにくくなるので、低粘度のオイルに交換しましょう。
そして最後は冷却液。これが凍ってしまうとアウトなので、交換時期を確認して、年数が経っていればきちんと交換しましょう。
車の冬支度をしっかりして、雪の日でも動じないようにしたいものですね。