もうじき解禁日 ボジョレーヌーボーの美味しい飲み方は?
今年のボジョレーヌーボー解禁日は、11月21日木曜日です。
もう予約しましたか?ぜひとも楽しみたいですよね!
運動会や各種イベントが目白押しの10月が終わり、楽しいけれど忙しいことこのうえない12月を目前にして、いったん小休止したくなるのがちょうどこの時期です。
それを理由に(?)、おいしいワインと手軽な料理でリフレッシュしたいと思っています。
ボジョレーヌーボーってなに?なんで解禁というの?
フランス、ブルゴーニュ地方のボージョレ地域でつくられるぶどう(ガメイ種という品種です)を仕込んだワインがボジョレーヌーボーです。つまり、ボージョレのヌーボー(新酒)です。
つくってすぐに飲めるように、発酵の仕方が特徴的で、「マセラシオン・カルボニック発酵」という、ブドウをつぶさずにそのまま発酵させる方法をとっています。
これにより、出来上がりは渋みが少ない味になります。
そのため、ボジョレーヌーボーとは、色は出ているけど、渋みの少ない、フレッシュな味わいがあるのです。
さて、当初このお酒はその地域でこじんまりと飲まれていました。その後、われ先にと手に入れようとする販売業者が続出し、満足に醸造が終わらないうちに販売するようになってしまいました。
そのため政府は、品質維持のために、解禁日を11月15日としました。
しかし、年によってはこの日が日曜日にぶつかることもあり、(日曜日、フランスのワイン屋さんはほとんどお休みなのです。)11月の第3木曜日に固定した、ということです。
日本では日付変更線の関係上、本国フランスよりも一足早く味見ができるので、お祭り気分がさらに高まるのです。
どんな味?
新酒なので、とにもかくにもフレッシュさがいのちです!いつもの赤ワインと違い渋みが少ないので、冷蔵庫で一時間ほど冷やしてから飲むとよいです。
軽い口当たり、フレッシュさも特徴です。
ボジョレーヌーボーでパーティーを
せっかくなので、このときばかりは仲間を集めて、品評会らしきことをしてみたいですよね。料理に時間がかかるのは大変だし、開始時間も夜からなので、毎年白身魚のカルパッチョと、チーズ(クリーミーなもの)、それにクラッカーで楽しんでいます。
のってきたら、ハムのパスタや、焼き野菜グリルなども用意します。
新米をありがたくいただく時と同じように、主役はワインと、その年の豊作への感謝の気持ちなので、それを引き立てるようなシンプル料理でいいと思っています。
ボジョレーヌーボーには、白もある?
ボジョレーヌーボーで使うブドウはガメイ種です。これは赤ワイン用なので、白はありません。ただし、白ワインのヌーボーというのはもちろん存在するわけです。ボージョレと同じブルゴーニュ地方のマコン・ビラージュがその例です。
実はこちらも気になっていて、今年は、ボジョレーヌーボー&○○ヌーボーの会にしようかしらと思っているところです。
いかがでしたか?
その年の恵みに感謝しつつ、自分へのプレゼントとして、ボジョレーヌーボー解禁日を楽しんでみませんか。解禁日は、11月21日。
11月22日は夫婦の日。
11月23日は勤労感謝の日。
すべて大人のためのイベントですね。ハロウィン、クリスマスとめいっぱい子供たちにサービスするのですから、この日と数日は大人の自分を楽しみたいですね!