LCCを上手に利用してお得に空の旅を楽しもう
最近、よく耳にするＬＣＣ
ＬＣＣとは、ローコストキャリアの略。
運行区間や使用機材、機内サービスなどを効率的な運営をすることで、
いままでなかなか手が出なかった空の旅を、
従来の航空会社の半額以下というお得な運賃で
便利に提供してくれる航空会社のことだ。
アメリカでの航空自由化を機に登場し、
いまや世界的に数多くの特色あるLCCが運行されており、
人々に親しまれている。
わが国でも１９９６年に誕生したスカイマークエアラインズを皮切りに、
いまやピーチアビエーション、ジェットスタージャパン、エアアジアなど
ＪＡＬ、ＡＮＡといった国内外の大手航空会社の系列企業も参入し、
場合によっては高速バスと差がないようなお手ごろな価格で空の旅を提供してくれる。
ＬＣＣのメリットとデメリットを理解した利用が便利な空の旅を実現
ＬＣＣが格安運賃を提供できているポイントは次のとおり。第一に運行区間を東京－札幌、東京－福岡といった
利用者の多い区間に絞っていること。
使用する機種を統一し、
乗務員の配置や機材の整備を効率化していること。
成田、関空、茨城、神戸といった使用料の安い空港や
簡素なつくりのＬＣＣ専用のターミナルを利用。
機内食のサービスを有料化したりしている。
各社のビジネススタイルによって格安運賃を提供しており、
決して安全を犠牲にしているわけではない。
ＬＣＣのメリット
ＬＣＣの利用にはメリットの反面デメリットもあり、利用する際には注意が必要だ。まずメリットは、もちろん価格が安いことだ。
ＬＣＣには多彩な運賃体系が設定されている。
たとえば早く予約すればそれだけ価格も安くなり、
空席状況によってもセール価格が登場したりする。
それから、通常の航空会社だと往復となっていることが多い格安航空券だが
これを片道で利用できることも魅力的だ。
つまり利用者が自分の目的や都合に合わせ、
さまざまな運賃から航空券を購入できる。
ＬＣＣのデメリット
通常の航空会社だと航空会社の窓口や旅行代理店で航空券を購入をサポートしてくれるが、
ＬＣＣの場合は自分でインターネットを利用して手配しなくてはいけない。
Ｗｅｂ上でひとつひとつの質問に答えながら購入手続きを行う必要があり、
慣れるまでは多少の手間はかかる。
インターネットに慣れていない方は
面倒だと思われるかもしれない。
また、機内食や飲み物、毛布や枕、映画や音楽など
通常航空会社では無料のサービスも有料の場合が多い。
このように利用するにはそのメリットの反面、
注意すべき点もあるＬＣＣだ。
だが、気さくな客室乗務員のサービスが評判のLCCもあり、
自分の活用シーンにに合わせて利用するのがオススメだ。